鮮冷の取り組み
女川の「うまい!」を世界へ
日本の水産業では、漁獲量の減少や国内需要の減少、そして生産者の高齢化など様々な問題を抱えています。鮮冷では、世界で初めて導入したCAS凍結トンネルフリーザーを活用し、海外への販路を積極的に広げます。女川であたりまえに感じているおいしさを世界に伝え広めることで、日本の水産業をもっと元気にします。
新しい高付加価値の創造
「高付加価値化」は、近年水産業全体の課題です。鮮冷は、CAS凍結技術の優位性はもちろん、窒素充填トレーシーラーやレトルト技術、素材・味付けの良さを発信しながら、「使う人にとってうれしい」価値のある商品開発を続けます。また、他企業とのアライアンスも取り入れ、地域の持つストーリーや食文化を大切にした新しい高付加価値商品の創造に取り組みます。
異なる強みがひとつになる可能性
鮮冷は、複数の水産業者が共同で立ち上げた企業です。繁忙期が異なるため、経営効率向上とリスク回避のメリットは明確に存在します。さらに石森商店と岡清の持つそれぞれの強みがひとつになることで、水産食料品製造業界に変革をもたらす持続可能な事業形態を目指します。
私たちの考える6次産業化
まちぐるみ、パートナーぐるみでの現実的な水産業6次産業化を実現することは、鮮冷設立時より理念として掲げているポイントです。私たちは、複数企業体の互いの強みを活かして広く流通させる力を高めることで、生産者の待遇の安定に努めます。そして、ともに水産業の将来と真剣に向き合いながら、その技術を次の世代へ継承していきます。
事業は「ひと」から
事業を支える根幹はやはり人材です。「この会社に入れば幸せに暮らせる」と感じてもらえるように、そして世界を相手にした時にも堂々と胸を張って誇れるように、待遇や評価、そして教育について常に検討を続けます。また、「Iターン」や「リモートオフィス」など、町内外からのさまざまな働き方の可能性についてチャレンジを続け、人材育成と雇用の機会を創出します。
DXの推進
進化するデジタル技術を積極的に取り入れ、業務の正確性、安全性を高め、かつ効率化し生産性の向上をはかってまいります。この取り組みによって、サプライチェーンにおけるパートナーとの連携をもさらに円滑にしてまいります。(詳細についてはこちらのページをご覧ください。)